木にとことんこだわった家作り。材料はもちろんのこと、伐採時期にまでこだわった本物の木の家作りをご提案致します。

新月伐採の木ってご存知ですか?新しい家は一生のお買い物。家作りの主体はお客様です。伐採から立会い、思い出に残る家作りをしませんか?

~木にこだわる~

年輪が細かい天竜の木
天竜の新月伐採の木は樹齢70年以上の木を主体としています。木は樹齢が高いほど安定し、年輪が密になり、強度が増します。さらに含水率を一定値まで下げることにより、さらに強度が保たれます。
又、間伐をすることで、地面に光がさし、地面の養分が増えるので木にも栄養が行くようになり、森がよみがえります。
(右の写真:年輪が細かい天竜の木)

~木の伐採時期~

新月伐採風景
伐採時期は木が最も水分を吸い上げなくなる10月~1月がベストです。木に含まれるデンプン含有率も少なくなるので、虫害を防ぎます。

~新月伐採とは?~

木は月のリズムによって、生命活動を変化させています。下図は満月伐採と新月伐採を比較したものです。

左は満月・右は新月に伐採したものです
左は満月・右は新月に伐採したものです。時間の経過と共に満月伐採の木にはカビが生じました。

満月伐採の木で作ったお椀は時間の経過と共に割れが生じました
左は新月・右は満月に伐採した木で加工したものです。満月伐採の木で作ったお椀は時間の経過と共に割れが生じました。

上は満月・下は新月の木で、デンプン量を比較したものです
上は満月・下は新月の木で、デンプン量を比較したものです。新月の木は残存デンプンがなくなりました。

月の動きと新月伐採の時期
上記のように木の生命活動は満月にかけて活発になり、成長のため、栄養分(デンプン)等を多く蓄えます。これに対し、新月伐採した木はデンプン量・水分量が少ないので、「カビにくい」、「虫がつきにくい」、「割れにくい」、「狂いにくい」等の特性を持つのです。
この結果を生かし、下弦から新月の間に伐採された木を新月伐採木といいます。
(右の写真:月の動きと新月伐採の時期)

~葉枯らし~

葉枯らしの風景
新月伐採された後、葉をつけたままの状態で、山林に3ヶ月以上寝かせ、自然乾燥させます。
人工乾燥とは違い、時間をかけてゆっくり乾燥させるので木に与えるストレスが少なく、収縮やくるいが少なくなり、木本来の色艶が表れてきます。
(右の写真:葉枯らしの風景)

~熟成~

葉枯らし乾燥の後、製材をしてさらに3ヶ月以上天然乾燥させます。
葉枯らしをした材木は水分が一定値まで抜けているので、雨にさらすことでさらに水分が抜けます。

製材される前の貯木場の写真
製材される前の貯木場の写真です。長さ・太さごとに分けられ、保管されます

製材所で加工されます
製材所で加工されます。

製材された木材です
製材された木材です。太陽・雨・風を受け、ゆっくりと熟成していきます

新月伐採&葉枯らしの木
新月伐採&葉枯らしの木です。木の本来の色艶が出て、とても綺麗です

~加工~

優れた材料を持ってしても、その使い方によってはせっかくの材料が生かされません。
木を知りつくした自社大工が、木の性質・使い方を見極め、心を込めて加工し、一生ものの家をつくります。

~こだわりの家作り~木材見学ツアー~

女性・お子さんでも伐採体験していただけます
通常、新築を建てる時、製材した木材しかご覧になる機会がないかと思います。そこで、実際に山林に出かけ、どういう所で生長した木なのかご覧になりませんか?又、自分の家に使う木を選び、伐採にも挑戦していただけます。(伐採体験は毎年11月頃を予定しています。詳しくはお気軽にご相談下さい。)
又、山林家の方たちから木についての詳しいお話も伺えます。
実際に伐採を体験してきました。大工経験のある社長。さすが腰がはいって決まってます。(右の写真)
女性・お子さんでも伐採体験していただけます。プロの方がサポートして下さるので、安心です。

切ったあとに切り株の前で記念撮影
切ったあとに切り株の前で記念撮影。
伐採した木はお客様のお名前、伐採日等が入ったタグが付けられ、お客様の家づくりにて、生まれ変わる日をじっくり待ちます。

以上、新月伐採の家作りについて、ご説明いたしました。ご興味のある方はお気軽にご相談下さい。

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